profile
profilephoto

理事長 伊吹 薫
[生年月日]昭和23年2月21日
趣味:山歩き、スキー、旅行、映画鑑賞
診察内容や、診察時間、料金、ご質問などは、医療法人IDCのサイトへアクセスをお願い致します。
calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
links
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM
sponsored links
<< Back for the Future:インプラント治療の将来を原点に立ち返って見据える | top | 第22回阪神摂食嚥下研究会:ICF(国際生活機能分類)の活用 >>
"It is what it is.." is a clue of one's future life: Visitng Old Friends in Tucson and Iowa City.

私の師匠である口蓋裂言語障害の大家、Dr. Hughlett L. Morris

 

を訪ねて、Tucson, Arizonaへ行って来ました。

 

「Ok牧場の決闘」で有名な、Tombstoneの近く

 

(と言っても100km位離れている)にある退職者が多く住む

 

大学、観光そしてアメリカ空軍基地の町です。

 

昨年11月に突然腸閉塞を起こし、持ち直したもののリハビリ

 

途中で転倒してしまい、大腿骨骨折のため再入院手術

 

途中、原因不明の咽頭炎を起こして食事が出来なくなり、胃瘻を

 

設置されて、更にリハビリを続けているが、余り芳しくないとの

 

連絡で、家内と二人思いきって会いに行きました。 

 

空港まで娘のAmyが迎えに来てくれて、家まで直行しました。

 

 

 

 

 

「半年前まではとても元気な老人の心算だったのだが、一つ病気

 

をすると坂道を転がる様に体調が崩れていく」と嘆いていて、

 

どう元気づけたら良いか、お世辞や嘘は直ぐに見抜く人なので、

 

言葉を選んで話をしました。 

 

 

 

 

 

現在は口から全て食事が出来ているようですが、胃瘻はそのまま

 

で、万一のために設置したままにしているそうです。 

 

抜去すると2度目の胃瘻造設が難しいからでしょう。

 

身長も190儖幣あったのに、私より少し高いくらいになり、

 

体重も激減しているので、正直驚きました。  

 

皆から精力の塊みたいだと冗談を言われるくらい艶福家で、

 

20年前に奥さんを、2年前に彼女を亡くしてから、

 

急に衰えた様です。 これは自叙伝(Amazonで買えます)にも

 

書いてあるので、周知の事です。

 

 

 

 

夕食の後、「そろそろ寝ないと」と娘に言われても、これから

 

バーで一杯やると我儘を言っていました。  食事の時に

 

たっぷりのマティーニを2杯も飲んでいましたが、、、、、。

 

筋力が弱っているのと、原因不明で平行感覚が衰えていること、

 

腸閉塞の再発の可能性が高いことなど、心配は尽きませんが、

 

リハビリに積極的なので、きっと回復しくれると祈りながら、

 

後ろ髪をひかれる思いでした。

 

 

 

 

TucsonからChicago 経由でIowa Cityへ向かいました。

 

 

 

Chicagoの建築美はいつ見ても圧巻です。

 

 

 

家族連れのお上りさんが多く、Navy Pierなどの複合娯楽施設、

 

美術館、博物館、動物園、水族館、演劇、ライブショー等

 

お楽しみ満載の街です。 6月〜8月がベストシーズンとのこと

 

ですが、今回は残念ながら素通りです。

 

さて、ChicagoからIowa Cityへ、飛行機で約1時間ちょっと、

 

東京〜大阪の距離です。

 

 

 

Iowa Cityの中心Old Capital、家内は15年ぶりの再訪です。

 

2008年、2016年に大水害があり、その後の公共工事で町は活況

 

しています。 

 

大学と病院の街から物流の中心地へ変貌しつつあり、

 

人口も急増しています。 昔は少し郊外へ行くと、豚とアヒルが

 

走り回っていました。  そして一面のトウモロコシ畑で、

 

Field of DreamsやThe Bridges of Madison Countyの舞台に

 

なった超田舎です。

 

 

 

 

早速、懐かしいかつてのわが家へ、家内は40年振りの再訪です。

 

まだ20代の頃、ここで必死に子育てをしていましたので、

 

家内にとっても感慨深い想い出の詰まった家です。

 

たまたま在宅されていた住人に許可をもらって撮影しました。

 

 

 


 

裏庭の小屋もそのまま、この庭でジャガイモ、トウモロコシ、

 

トマト、キュウリ、ブロッコリー、玉ねぎなど、素人でも肥料

 

もやらず何でも出来るのには驚きました。  

 

まさにIowa州の標語「The Place to Grow」そのままです。

 

 

 

 

夕方からは2年前に日本口蓋裂学会で招待講演をした、かつての

 

相棒Dr. Michael P. Karnellの家へ。 お遊びで買った中古の

 

マツダロードスターがいたく気に入っているとのことです。 

 

因みに、日本でのロードスターと言う車名は初めて知ったと

 

言っていました。

 

 

 

 

娘さんが佐渡島の農家へ嫁いで17年になると言う友人を招待

 

してくれていました。 佐渡島の4人のお孫さんの学校生活と

 

日本の風習の話で大盛り上がりでした。  孫の内二人は

 

アメリカが良いと言い、後の二人は日本が良いと言っている

 

ので、20歳にった時にどう決めるかなと話されていました。

 

曽我 ひとみさんのご主人Charles Jenkinsさんの話が出て、

 

亡くなられたことは知らなかったと言われていました。

 

拉致の事実をアメリカで知っている人は知る限り皆無です。

 

 

 

 

翌日は少しだけオシャレをして半年に一回開かれる、地産地消の

 

正餐会を経験しました。 80%を地元産の物で供される地元

 

振興策をHancher Auditoriumと言う大学の劇場で行います。 

 

因みに、次回は10月開催で既に満席です。 

 

ここも洪水で10年以上、施設を新設することが出来ません

 

た。私も同窓会員として少しだけ寄付させてもらってます。

 

 

 

 

席は適当で、人数分は用意してありますが、知らない人とも

 

一緒になります。  相席したのは元小児科医のおばさんと、

 

 

 

その友達の私より2歳下の、商品店を経営しているおばちゃん

 

でした。二人とも旦那をほったらかして、我々と他愛もない

 

話で結構盛り上がりました。  どの国の主婦も、

 

旦那抜きの時間が大事なんだと、改めて認識できました。

 

同世代で話題が共通しているので、私のつたない英語でも、

 

結構話が弾みました。 

 

何故か、今日のメインは豆腐ステーキです。  Iowaは

 

大豆の一大産地で、バーなどのおつまみ枝豆はかなりいけます。  

 

これでフルコース、飲み物抜きで40ドルです。

 

 

 

 

翌日はIowa 大学付属病院耳鼻科咽喉科・顎顔面外科へ。

 

更に診療室が拡充されていました。  

 

内視鏡はOlympusからPentaxへ買い換えられています。

 

 

 

 

耳鼻科全体の内視鏡消毒室。

 

 

 

 

これは嚥下動作や鼻咽腔を見るための、言語治療用の

 

内視鏡です。 消毒手順が厳格になり時間がかかるため、多数の

 

内視鏡を準備して置く必要があります。  これはいぶき歯科

 

医院でも同様です。

 

 

 

Dr.Richard Tylerは私をよく覚えてくれていました。  私が

 

いた時は博士課程の大学院生でした。

 

彼は耳鳴りが専門の研究者で言語聴覚士です。

 

Professor of Otolaryngology, Professor of Communication

 

Sciences and Disoedersとして、40年に渡って研究を

 

続けていて、補聴器の話になると止まらなくなります。

 

「私も補聴器がいるかも?」 と言うと「老化は止められん

 

から、我慢しとき」とのことでした。

 

 

 

 

頭頸部腫瘍外科特に喉頭癌が専門のDr. Henry Hoffman。

 

声帯麻痺コラーゲンを注入する際、内視鏡を2本使用して、

 

微細な変量を調節する方法を開発した人です。  

 

内視鏡をここで最初に始めたのが私で、最初の論文も

 

私が書いたと言う事は知っていました。  その時、彼は

 

レジデントだったので覚えていたようです。 今は、

 

Professor of Otolaryngology, Professor of Radiation

 

Oncologyとして30年以上のキャリアを誇っています。 

 

お互い年を取ったなあと言う一枚です。

 

往診(House Callと言います)で内視鏡を使用していると言うと、

 

アメリカではお金の関係で先ず無理かなとのこと、

 

日本の医療保険のきめ細やかさに改めて感謝する気持ちです。

 

皆、年輪を経て、自分の社会人としてのゴールが見えてきま

 

した。

 

"It is what it is.", " Go with  the stream." と片意地張らず、

 

現実を見据え、己の身を社会に任せるのが最良の生き方かな?

 

と皆で意見が一致しました。

 

アメリカも日本も、言葉の壁はありますが、心の壁は殆ど

 

無いと感じる今です。

 

 

医療法人IDC | 思いつくままに | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
スポンサードリンク | - | 19:26 | - | - | pookmark |
Comment









Trackback
URL: