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理事長 伊吹 薫
[生年月日]昭和23年2月21日
趣味:山歩き、スキー、旅行、映画鑑賞
診察内容や、診察時間、料金、ご質問などは、医療法人IDCのサイトへアクセスをお願い致します。
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新型コロナウイルス対策下の歯科診療所

新型コロナウイルスはグローバリズムやインバウンドと言った、

 

地球規模の成熟した交流拡大に冷や水を浴びせると同時に、

 

我々の日常生活の在り方に警鐘を鳴らし続けています。

 

老子が唱えた究極の平和、それは「小国寡民」でした。

 

出来るだけ人の少ない小さな集落で、他との交流を断ち、自給

 

自足の生活を続ければ、人と人の争いごとや戦いは避けら

 

れると言う説です。 戦争も、伝染病の伝播も生じる余地は

 

ありません。 皆様も良くご存知の究極の理想的な平和郷です。

 

しかし人類の歴史を振り返れば、これが理想?夢想?無理

 

であることは明らかです。

 

人と人の無限の繋がりが、歴史を造り、文明、文化、科学を

 

発展させ、それにより我々は計り知れない、人類としての利益と

 

生きる喜びを享受して来ました。 

 

数多くの疾病を克服し、戦いを平和に導き、人種間の固有

 

の習俗や言語、文化の垣根を取り除いて来ました。

 

しかし、検疫隔離、都市封鎖は正に「小国寡民」そのものです。

 

町の小さな歯科診療所でも、それなりの努力と工夫で、

 

健康福祉の一端を担おうと努力しています。  これは人と

 

人との繋がりを維持し、即ち「小国寡民」を乗り越えて、

 

健全な日常生活営むための一歯科医師としてのささやかな

 

役割だと私は考えています。

 

 

 

 

3密を避けましょうと言うのが世界標準の今です。

 

「2メートル以上空けて下さい」となると、いぶき歯科医院で

 

は、今まで6人の人が座っていたところに2人の方が座る

 

事になります。  「密閉しない」となると、外気を取り入れ

 

換気をする為に、換気扇や空調の他に、扉を開放することが

 

必要です。  これが今の、いぶき歯科医院の待合室です。

 

 

恐らく、これからはこれくらいの空間に4人くらいが座る

 

ことが普通になるのでしょう。   狭い日本の家屋では

 

建築学的革命が進行するので無いかとさえ思います。

 

 

 

非接触型検温計を日常的に使用することは当たり前になりました。

 

いぶき歯科医院ではスタッフはもちろん、全ての患者さんと

 

来訪される方の検温を実施しています。

 

又、訪問診療先には、訪問に先立って、診療に当たる歯科医師、

 

歯科衛生士、事務職員等全てのスタッフの検温結果や健康状態

 

を、その都度連絡してから訪問し、安全を担保しています。

 

 

 

これは当院で従来から使用しているサージカルマスクと言われ

 

るものの標記です。 HEPA-R3とは、BFE(細菌濾過率)が

 

99.6%以上であると言う事らしいです。

 

FDA(米国食品医薬品局)はこのBFEが95%以上のマスクを

 

サージカルマスクとしています。

 

細菌は普通1.0µmで、ウイルス0.1μmの10倍の大きさです。

 

従って、ウイルスそのものは侵入してしまいます。

 

しかしウイルスは唾液などの水分を含んだ飛沫(エアロゾル)

 

と共に拡散し、この飛沫の大きさは3.0μmから5.0μmと言う

 

事ですので、くしゃみ等で飛散するウイルスはマスクで

 

捕捉されると考えられています。

 

2月末ごろからこのサージカルマスクの不足が顕著となり、

 

3月、4月で納品されたものは50枚入りで4箱のみでした。

 

当院では、従来、1日に付き一箱消費していましたので、

 

対策に頭を痛めました。

 

サージカルマスクの不足だけでなく、高額で規格不明の

 

マスクが出回り始め、医療品納入業者も判別が出来ない状態が

 

続いています。

 

そこで、診療用のマスクを自己管理とし、各自がガス滅菌した

 

マスクを再使用(2-3回)することとしました。

 

これは現在厚労省でも「N95マスクの例外的取り扱いについて」

 

と言う通達www.mhlw.go.jp/content/000621007.pdf

 

でも示されており、この方法を準用しています。

 

 

 

 

 

 

上図の右は、3層の不織布で作られた防水使用の手術用ガウンと

 

同じ生地で作成されたマスクです。

 

私はこのマスクとサージカルマスクを重ねて現在使用していま

 

す。微生物の浸透と、マスク本来の密閉性の両立を考えた併用

 

です。

 

 

 

私が実行しているEB-PPE(診療時の防護:目と体の個人防護具)

 

です。前述のマスクに加え、手袋、ゴーグル、不浸透性エプロン

 

それに帽子です。

 

 

ウーン、親しみの持てない格好で、歯科恐怖症の方には果たして

 

これで良いのかと思っています。 しかし、これからはこの

 

格好が基準になるのではと考えています。

 

 

現在の歯科の感染対策は、歯科処置自体が消化器外科手術と

 

同等レベル位置づけられており、細かい器具の一つ一つも

 

除蛋白・消毒・滅菌処理を施した上使用しています。

 

又、使い捨て機材の使用も日常化しています。

 

 

 

1991年米国のHIV感染者の歯科医師から患者が感染したという

 

事態が発生し、大問題なったキンバリー事件と言うのが

 

あります。  当初は歯科医師が患者に自分の血液を注射した、

 

のではないかと言われました。 この歯科医師が死亡したために

 

真意は不明のままでした。 その後の大規模な究明捜査の結果、

 

注水型の切削器具(ハンドピースと言います)で歯牙を削り

 

終わって回転が止まった一瞬、注水部が陰圧になり患者さんの

 

口腔内の分泌物(唾液)がハンドピースの内部に吸い込まれてい

 

ことが判明し、これが感染の原因であることが判りました。  

 

30年以上前、当時はハンドピースの表面のみを消毒していま

 

したので、次の患者さんに使用する時に吸い込まれたものが、

 

再び噴出していた事実が見逃されていたのです。  

 

これが感染の原因でした。 suck backと言われる器材特有の

 

現象です。

 

そこで、直ぐに改良が行われ、現在すべてのハンド

 

ピースにはサックバック防止機能が付いています。

 

 

又、いぶき歯科医院ではハンドピースは患者さん毎に交換

 

し、滅菌処理を施しています。  もちろん切削用の

 

バー類も全て滅菌処理をしています。

 

つまり、患者さんの口に入る全ての器材は滅菌済だと言う事

 

です。

 

 

 

 

 

 

更に今は、エアロゾル発生時のリスク低減のため、外気の導入

 

と排気による換気(右壁の窓は開いています)、更に集塵装置と

 

吸引を併用しています。

 

 

 

 

診療終了毎に、次亜塩素酸水による治療椅子回りの消毒を徹底

 

し、安全な医療環境を創出しています。

 

幸い、10数年前から次亜塩素酸水を診療に取り入れていました

 

ので、毎日大量の次亜塩素酸水で隈なく除菌しています。

 

患者さんには診療前に、検温、低濃度次亜塩素酸水での、

 

ブクブク・ガラガラうがいをお願いし、更に口腔内は

 

過酸化水素水で消毒してから診察をさせて頂いています。

 

人類は感染との戦いに生き抜いて来ました。

 

これからも続くと思いますが、皆で頑張りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 19:41 | comments(0) | - | pookmark |
自宅隔離中の筋力低下に打ち勝とう

 

これは私が参加している尼崎市地域ケア会議代表者会議で

 

紹介された、尼崎市 包括支援担当課が作成された

 

介護予防・重度化防止ハンドブックです。

 

高齢者社会で如何に健康寿命を延ばして行くかが主眼です。

 

 

 

 

フレイルとは、日本老年医学会が提唱した造語で、英語の

 

Frailty(虚弱)に相当します。 分かり易く言うと

 

「加齢により心身が老い衰えた状態」と定義されています。

 

フレイルは概念的に、次の3つの要素があります。

 

 

 /搬療フレイル:運動器(骨、軟骨、関節、筋肉)

 

  骨粗鬆症や変形性関節炎等で、これはロコモーティブ

 

  シンドロームと言われています。

 

  更に、加齢による骨格筋量減少と筋力低下をきたした

 

  場合は、サルコペニアと診断されます。

 

  加齢による筋力低下は40-50歳位から生じると言われ、

 

  タイプ響^檗並筋繊維)で構成される体表近くの

 

  抗重力筋が最も影響を受けやすいことが判っています。

 

  今回はサルコペニアにならない様、この抗重力筋の

 

  自宅でのトレーニングを後段で紹介します。

 

 

◆/翰的・精神的フレイル:脳

 

  認知機能低下や鬱症状

 

 

 社会的フレイル:社会性

 

  閉じこもり状態

 

 

フレイル状態の幅は実に広く、殆ど健常者と変わらない場合も、

 

又、要介護に近づいている場合もあります。

 

しかし、軽いフレイル状態の場合は適切な予防法を実行する

 

ことで、進行を抑えられることが判っています。

 

 

 

 

例えば、咬む、飲み込む、話す筋肉の力を維持するための運動

 

と、お口の中を清潔に保つこと、口腔ケアの重要性は皆様よく

 

ご存知だと思います。  口腔内細菌を減らすことが、

 

インフルエンザや肺炎の予防になり、引いては入院などによる

 

更なるADLの低下を防ぐことが判っています。

 

 

この他、このパンフレットでは栄養や、日々の生きがい、

 

社会参加の重要性、運動や睡眠、排便・排尿について解説され、

 

更にかかりつけ医や服薬指導にも言及されています

 

 

 

さて、この連休ではコロナウイルスで自己隔離されている方が

 

殆どだと思います。  

 

高齢者ではないのに、現在では日本中が社会的フレイル、精神的

 

フレイルに陥っています。  

 

では、身体的フレイル(ここではサルコペニア)にならない

 

ように毎日どう過ごすべきでしょうか。

 

 

私の場合を例にお話しします。

 

 

私は毎日犬と5−10kmの散歩、それと以下に紹介する、

 

トレーニングをしています。 散歩や軽度の運動にはサルコペ

 

ニア予防の明確なエビデンスはありません。 しかし以下に

 

述べる筋肉に負荷をかけるレジスタンス運動を持続することに

 

よって、骨格筋機能の改善が期待され、推奨されています。

 

更に、運動後に必須アミノ酸の中の分岐鎖アミノ酸、

 

ロイイシン、バリン、イソロイシンを含む

 

branched-chain amino acid:BCAA顆粒製剤を服用

 

することが推奨されています。これにより蛋白質の強化を

 

促しながら、骨格筋の質の改善と筋力増強効果が認められて

 

います。

 

抗重力筋とは立ったり座ったり、歩いたり、走ったり、

 

背筋を伸ばしたり、階段を登ったり降りたり、

 

首や頭の姿勢保持等の根幹を成している筋群です。

 

睡眠が深くなると抗重力筋は弛緩し、姿勢保持は出来なく

 

なります。 余談ですが、閉塞性睡眠時無呼吸症は抗重力筋

 

である下顎を保持する筋群や舌の筋肉が弛緩するために起こり

 

ます。

 

 

 

さて、私のレジスタンス運動を紹介します。

 

真剣にやっているので、笑わないでください。

 

 

 

タオルの両端を肩幅の位置で握り、顎を引いて、腹筋に力を

 

入れ背筋を伸ばします。 10数えて1SETとしています。

 

加齢の影響を最も受けやすい抗重力筋の内、頸部筋群、腹筋群、

 

等を鍛えます。  回数や持続時間は特に決めていません。

 

 

 

続いて、両手をそのまま下方へ可能な限り下げます。

 

これも時間や回数は、私の場合は適当です。

 

 

 

僧帽筋、上腕2頭筋、広背筋群に力が入っているのがお分かり

 

いただけるでしょうか? 私は脊椎側弯があり、左右のバランス

 

が変ですが、若い人だと左右対称で、肘が脇腹に着くぐらい

 

曲げられます。

 

私は元々若い時から体が硬く、これが限界です。

 

 

 

顎を引き、頭を前屈しない様に耐えなければなりません。

 

 

 

そして、スクワットです。 タオルを持っても、腕組をしても

 

良いので、膝を前に出さず、上体が前屈しない様に屈伸します。

 

私は、大体60-100回位を目標にスロースクワットを

 

しています。 中殿筋、大殿筋、大腰筋、大腿四頭筋、

 

ハムストリングス、広背筋、腹筋群に効きます。

 

この写真はお手本にはなりません、これが私の体幹の限界で

 

しょう。  歳には勝てないとは良く言ったものです。

 

 

 

 

そして、ニュージーランドのオールブラックスで有名な、

 

マオリ戦士の踊りハカの決めポーズで締めくくります。

 

 

大きく眼、口を開け、思いっきり舌を出します。

 

両手を大きく広げ、胸を張り、相撲の四股の姿勢を取ります。

 

この状態で、両側のかかとを上げ下げします。

 

舌筋、口輪筋、頬筋、舌骨上筋・下筋群、眼輪筋等や、

 

前記の下腿の筋群に加え、腓腹筋、ヒラメ筋、前脛骨筋、

 

肩、僧帽筋を始めとする肩甲帯の筋群、更に前腕の筋群を

 

鍛えられます。

 

毎日、これだけという目標は立てず、出来る時に出来る場所で

 

すると、私の場合は何とか継続出来ています。

 

1−2帖分のスペースがあれば良いので、家でも仕事場でも、

 

時間があれば、そして気が向けばやっています。

 

皆さんも、この検疫による自己隔離を、工夫をしながら、

 

乗り切って下さい。  

 

感染症と戦う毎に人類は進歩して来ました。 

 

先人の労苦を再度検証しつつ、最前線でウイルスに

 

立ち向かって居られる医療従事者を始め、多くの関係者の方々

 

に敬意と感謝の念を持って、この時間を過ごしたいと思います。

 

 

何時かは素晴らしい夜明けが来るでしょう。

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 15:30 | comments(0) | - | pookmark |
新型コロナウイルス流行期における当院の対策と取り組みについて

想像を絶する新型コロナウイルスの世界的流行の中で、課題が

 

大きく多様過ぎて、ブログの更新が出来ませんでした。

 

現時点での、医療法人IDCとしての診療体制や新型ウイルスに

 

対する取り組み方法を以下にまとめましたので、参考にして

 

頂ければ幸いです。

 

 

 

     診療・事務スタッフ及び担当医の出勤要件

 

 

 )椰佑37.0°C以上の発熱がある場合、及び同居の家族が

 

  37.0°C以上の発熱がある場合は、当日及び解熱後2日間

 

  は出勤不可とし、発熱日から4日目に院長又は法人代表者

 

  が健康状態を確認の上、出勤の可否を判断する。

 

 

◆)椰佑惑は無いが、味覚・嗅覚異常、咳、倦怠感その他の

 

  体調不良がある場合は、出勤不可とする。 

 

 

 ゝ擇哭△両豺腓如⊂評が3日以上継続する場合はかかり

 

  つけへ連絡の上適切な医療機関への受診を指示する。

 

 

ぁ‘欝錣硫搬欧新型コロナウイルス感染陽性となった場合、

 

  及び同居の家族が職場などで濃厚接触者となった場合は、

 

  本人が陰性であっても2週間の出勤停止とし当該家族との

 

  接触を禁止する。

 

 

ァ)椰佑新型コロナウイルス感染陽性の場合は出勤停止と

 

  する。

 

 

Αゞ侈各以外に発熱などの症状があった場合は、出勤当日に

 

  症状が改善していても前記の基準を適用し、更に院長

 

  もしくは法人代表に報告し指示を仰ぐこととする。

 

 

 

    診療室・待合室及びスタッフルームの管理について

 

 

 〇篭帆亜昼休憩時、終業後、全ての室内を次亜塩素酸水にて

 

  消毒する。 特に終業後は壁面、床面、診療台の全ての部分

 

  に次亜塩素酸水を散布し翌朝まで拭き取らずに放置する。

 

 

◆/芭甜宍擇啾垤膽爾亮柴盍控い鯏按譴垢襦 幸い、外気温が

 

  高くなる時期で、室内暖房温度を上げることにより比較的

 

  温度維持が可能と思われる。

 

 

 待合室には4人以上入室しないよう配慮し、人数が多い場合

 

  は医院玄関外に配置する椅子での待機を要請する。

 

 

ぁ…名鏘般海嚢圓辰討い覺鏡予防措置(エイズ、ウイルス性

 

  肝炎等)に加え、1名の診察終了後毎回、診察台全体と

 

  その周囲を次亜塩素酸水にて消毒する。

 

 

 

          診察に当たっての配慮

 

 

 ‘室前に必ず検温を実施し、37.0°C以上の場合、及び

 

  体調不良等の異常を認める場合は診察をお断りする。

 

  新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触者に該当する方

 

  も、発熱などが無くても当日の診療は見合わせて頂く。

 

  但し、歯や口に起因する感染症で発熱している場合は

 

  この限りではない。

   

 

 

◆ゞ杁淺垈槌鬚両豺腓鮟いて、エアロゾルが発生する器具を

 

  使用しない。 通常の歯を削る器具や歯石除去用のエア

 

  スケーラーなどがこれに該当する。

 

  但し、院長が必要と認める場合は、エアロゾル発生に対処

 

  できる診療区画(いぶき歯科医院では2か所、

 

  ヒロデンタルクリニック・アリス箕面は通常の個室診療室)

  

  で処置を行う。

 

 

 埋伏歯抜歯、インプラントなど、骨開削や歯牙の切削を

 

  要する、緊急性の少ない処置は当面見合わせる。

 

 

ぁ〉覯柴盪覿生〆此⊃臾音無呼吸症の口腔内装置装着時の

 

  内視鏡検査は当面見合わせる。

 

 

ァ〉覯湿祿牡擬圓悗猟樟楫盈や口腔内を刺激する間接訓練は

 

  当面見合わせる。 

 

 

 

       診察時の個人防護具(PPE)について

       personal protective equipment

 

 

感染蔓延地域(兵庫県、大阪府はこれに該当する)で、

 

新型コロナウイルス感染陽性・疑いのある方を、当院では

 

全く診療しない事を前提としています。

 

 

EB-PPE(Eはeye, Bはbody)と言ってサージカルマスク、手袋、

 

ゴーグルもしくはフェースシールドによる歯科診療時の標準

 

防護策に加え、ガウン又は不浸透性をエプロンを使用する方法

 

を採用。   更にヘッドキャップの使用も継続しています。

 

これはコロナウイルス蔓延地域で感染未確認症例に対応した

 

もので、前記の「診察に当たっての配慮の の事項に該当する

 

患者さんは診察対象外です。

 

 

 

         訪問診療と口腔ケアについて

 

 

口腔細菌が誤嚥性肺炎の発症に関連していることから、口腔ケア

 

によって口腔内細菌数を減らすことは、不顕性誤嚥(寝ている間

 

などに、無意識に唾液を誤嚥すること)による、肺炎発症リスク

 

低く押さえることは医学的に証明され、良く知られています。

 

 

又、独居の方などへの訪問診療は、stay at homeを推奨されて

 

いる現状において、健康状態やADLの変化を日常的に歯科医師の

 

立場から見守り、多職種の方々と情報交換を行い、患者さんの

 

僅かな変化でも見逃さないための大きな力になっています。

 

特に認知機能の衰えた方や、筋力や気力が低下した方々には

 

欠かす事の出来ない、日常的な医療支援と言えます。

 

 

しかし、口腔ケアはエアロゾル発生手技に分類され、不適切な

 

個人防護具(PPE)では歯科衛生士や歯科医師、介護担当者

 

が飛沫感染やエアロゾル感染にさらされることになります。

 

このことにより、もし仮にコロナウイルス陽性者の口腔ケアを

 

行った場合は更に感染拡大を生じることとなります。

 

 

その上で、医療従事者としてのこの相反する事柄を少しでも

 

リスクのない状態で継続実施してゆくことが、肺炎発症リスク

 

低減を担保する上で最も重要ではないかと、私自身は現在の

 

ところ結論付けています。

 

 

 

その為には、今までに記述した事を踏まえた上で次の4点が

 

基本となります。

 

 

 

 )問に携わる歯科医師、歯科衛生士、事務担当者が現在の

 

  基準で、ウイルス感染を疑う所見がないこと。

 

 

◆)問先の患者さんやスタッフ、御家族がウイルス感染を疑わ

 

  せる所見がないこと。

 

 

 歯科治療や口腔ケアに際して、エアロゾルが発生しても防御

 

  出来る個人防護具の装用を徹底し、処置後の周辺部分や機材

 

  の除菌作業を行う事。

 

 

ぁ)問前・後の患者さんやご家族の身体情報を常に把握する

 

  こと。

 

 

 

以上が現時点における、いぶき歯科医院での取り組みの現状で

 

す。時々刻々、情報が発信され変更点も多いことからこの

 

ブログの内容も再検討することが必要になるとは思いますが、

 

今は、当院として出来る方策を可能な限り遂行してゆく所存

 

です。

 

 

桜も散り、つつじの咲く平年なら最高の季節となった今日この頃

 

ですが、皆様方とこの苦難を乗り越えて行きたいと思います。

 

皆様、くれぐれも3密を避け、新たな脅威に正しく恐れ、正しく

 

対処して行きましょう。

 

 

サンペイは「サンペイこっち向いて」と言っても振り向かず、

 

「サンペイ御飯」と言うと振り向きカメラ目線になる今日

 

この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

            参考資料出典

 

 

日本歯科医学会、日本老年医学会、日本嚥下医学会、

 

WHO_COVID19重症急性呼吸器感染症管理暫定版、

 

日本摂食嚥下リハビリテーション学会、

 

日本環境感染学会、日本口腔外科学会、

 

厚生労働省ホームページ、日本感染症学会、日本呼吸器学会、

 

東京医科歯科大学歯学部コロナウイルス対策指針等

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 12:22 | comments(1) | - | pookmark |
お口のリハビリは体幹(上肢筋)訓練が基本

 

これはいぶき歯科医院から訪問診療に伺っている患者さんが

 

描かれたものです。 犬のパトラッシュ、ネロ、ハイジ、

 

山羊のゆきちゃんだそうです。  下絵からご自分で描かれて

 

色付けされています。

 

「先生、ここまで画けるようになった、有難う」と言う一言に

 

感激しています。

 

 

数年前に交通事故による脊髄損傷で、四肢不全麻痺

 

(左右の両手両足)になり寝たきり状態の50台男性の

 

患者さんです。 

 

口腔ケア、口腔リハビリのために週1回訪問しています。

 

 

咀嚼嚥下機能は概ね保たれていましたが、スプーンの

 

保持や、自力での歯磨きに難があり、残された運動機能を

 

賦活させようとトレーニングを行ってきました。

 

 

首を左右に曲げたり、口を開けるための副神経は

 

温存されていましたので、頸部諸筋、上腕の外旋・内旋

 

(外向き内向き)、屈曲と進展運動、更に手指、拇指球筋

 

(主に内側に曲げる拇指内転筋)や小指球筋の筋トレ、

 

それに付随する腱のストレッチを継続していました。

 

これは体幹保持力、上肢の運動能力改善を目的としています。

 

 

訪問した当初、1日中寝たきりでテレビを見て居られ、

 

リモコンが操作出来るかどうかと言う状態でした。  

 

しかし、週に30分くらいのリハビリでは

 

それ程効果もなく、如何すべきか思案していました。

 

ある日、右手の親指で何とか鉛筆が持てること、少し

 

小さめの表面が平らなプラスチックボールなら、長時間

 

手掌で保持できることが判り、拇指内転筋を訓練することで、

 

他の筋力のトレーニングに結び付けられないかと気づきました。

 

 

そこで、患者さんに絵を描いてみることを勧めました。

 

最初は、線の起点と終点が合わなかったり、クレヨンの色が

 

紙にのらないほど筆圧も弱かったのですが、ご本人が非常に

 

努力され、毎週訪れるたびに、驚くほど目を見張る綺麗な

 

絵を描かれるようになりました。  この絵の背景は

 

ご自分の創作です。

 

 

元々、器用で絵がお好きだったこと、毎日の弛まぬ熱心さと

 

努力の成果です。 リハビリが良い方向に回転し始めると、

 

気持ちも前向きになり、更に多方面への意欲が湧いて来ます。

 

 

 

約半年間の成果がこの絵です。 視覚情報を的確に脳に伝え、

 

図柄を正確に再現するために、機能が残されている筋肉を

 

総動員して、絵を描いて居られます。  当然筋力も賦活

 

してきました。

 

 

鉛筆を持つ手を適正な位置に保ち絵を描くには、当然、

 

上腕・前腕それに肩の筋力アップが必要です。

 

 

その結果、両肩の挙上や上肢の挙上(深呼吸の動き)は、

 

動きの範囲や最大運動時の保持時間が改善されてきました。 

 

 

現在、自宅ではベッド上で仰臥位あるいは座位で過ごされて

 

います。   しかし、絵を描くためには座位時の

 

体幹を長時間維持する必要があり、それが精神的に無理のない

 

リハビリとなっていると考えています。絵の展覧会も企画され

 

ているそうです。

 

 

歯科医師や衛生士は患者さんの体調を常に診ながら、

 

診療に取り組む姿勢が極めて重要だと言う事を

 

強調したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 12:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
歯科における実践的東洋医学

第38回日本臨床口腔外科医会研修会を8月25日(日)、大阪大学

 

中之島センターで開催しました。

 

 

僭越ながら私が開会のご挨拶をしました。

 

 

 

基礎理論と歯科適用のある11方剤を中心に研修を行いました。

 

 


 

会員の久保 茂正先生が進行役を務め、今回の研修での

 

到達目標を分かり易く説明することから始まりました。

 

 

 

漢方薬はその殆どが、個人の体質を軸に病態を改善して行く

 

ことを目的としています。 従って、歯科で処方する漢方薬

 

も内科的な疾患に効能を持つ物が殆どです。

 

 

 

九州歯科大学教授の柿木 保明先生はご自分の壮絶な

 

闘病体験で、漢方薬が如何に有効だったかをお話頂きました。

 

先生は死亡率70%のクモ膜下出血を切り抜けられただけでなく、

 

後遺症を克服して現役復帰されました。 その確率は3%だと

 

のことです。  右側に発症したことも幸いだったと思われます。

 

以下、先生のお話の要約です。

 

〇 意識不明でも聞こえているが、反応出来ない。

 

〇 痛みや苦しさを伝えることが出来ないストレス。

 

〇 話すことが出来ないストレス。

 

〇 介護・看護スタッフの心根がハッキリと判る。

 

〇 心のこもっていないケアは辛い。

 

〇 食事の時にメニューがあれば、美味しく食べられるかも。

 

更に、漢方薬等の効能については、

 

〇 発症2日目から、五苓散と桂枝化朮附湯を経管にて服用し、

 

  脳浮腫と神経伝達の改善で、麻痺予防。

 

〇 回復に効果のあったものは、葛根湯、葛根加朮附湯、

 

  抑肝散などの漢方薬、アロマトリートメント、

 

  筋ストレッチ。

 

〇 リハビリには体力が必要、体力は栄養摂取が基本。

 

〇 自然治癒力の向上が鍵。

 

など、実に含蓄のある経験談でした。

 

 

柿木先生のご著書を紹介しておきます。

 

 

 

昭和大学医学部教授(生理学)の砂川 正隆先生には漢方薬の

 

薬効を、西洋医学的に解析した事実をお話頂きました。

 

特に、痛みやストレスに対して漢方藥が持つ薬理学的な裏付け

 

を、先生は実験で証明されています。

 

 

昭和大学医学部客員教授の山口 孝二郎先生は歯科適用のある

 

11方剤について更に詳しくご講演下さいました。

 

以下は漢方薬の注意すべき、副作用の要約です。

 

 

重篤な副作用に偽アルドステロン症や間質性肺炎があります。

 

漢方薬は生薬なので、体に優しく害はないと考える人もあり

 

ます。 しかし、処方に際して、西洋医薬と同様に常に細心の

 

注意を払って、処方しなければならないことは言うまでも

 

ありません。

 

 

舌診は最も重要な体質診断の窓です。 これに関しては

 

柿木先生や、久保先生を始め多数の方々の著書が発行され

 

ていますので、そちらをご覧ください。

 

歯科や口腔外科においても漢方薬を有効に活用することが

 

極めて重要になっています。

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 12:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第22回阪神摂食嚥下研究会:ICF(国際生活機能分類)の活用

今回は豊中市のアーチ訪問看護ステーション 作業療法士

 

恵濃 雄一さんから、現在リハビリ中の2名の患者さんの機能、

 

特に摂食嚥下を改善する為には、どの様なことを考えれば

 

良いかと言う命題を示して頂きました。

 

それを元に参加者が2グループに分かれて討議する形式で研修

 

を行いました。

 

ICF と言う手法を用いましたが、これは人の「生活機能」と

 

「障害」に関する状況を把握し、その上で「こうすれば出来る」

 

ポイントを見つけ出そうとするものです。

 

 

 

ICF(International Classification of Functioning,Disabiliy

 

and Health),日本語では「国際生活機能分類」と言います。

 

上記はその表示例で、「健康状態」、「心身機能・構造」、

 

「活動」、「参加」、「環境因子」、「個人因子」を総覧できる

 

ようにまとめたものです。

 

今回提示されたのは、右大脳半球の広範な梗塞病変の方と

 

全介助を要する進行したパーキンソン病の方で、いずれも咀嚼

 

・嚥下機能が低下し、容易に肺炎を起こされる状態との

 

ことでした。

 

 

 

歯科医師、管理栄養士、作業療法士、看護師、歯科衛生士、

 

ホームヘルパー、言語聴覚士などの多職種の者が意見を出し合

 

い、提示された患者さんの生活レベルを維持する、あるいは

 

向上させる術を考えました。 

 

ある程度の方向性は示されましたが、今後これを現場で

 

活用できるか、又その結果は如何か? など、引き続き検討して

 

行くことが必要です。

 

今後も機会を設けて(次回予定7月19日19:30〜:豊中市

 

千里文化センターコラボ)多職種の連携を深める機会を

 

設けます。参加費は無料、何方でもご参加出来ます。

 

感心のある方は、阪神摂食嚥下研究会のホームページを

 

見て下さい。 http://koyadental.jp/hanshin/index.html

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Back for the Future:インプラント治療の将来を原点に立ち返って見据える

4月15日(日)第35回日本臨床口腔外科医会研修会を新宿の

 

JR東京総合病院講堂にて開催しました。

 

春の嵐で横殴りの雨にも関わらず80名近い参加者がありました。

 

 

 

会長の大枝 直樹先生が会の成り立ちや、東京での開催に至った

 

経緯、会の活動状況、特に、東日本大震災の遺児への奨学金を

 

給付するみちのく未来基金への日本臨床口腔外科医会の協賛

 

について説明されました。  その後講演会が始まりました。

 

 

 

 

今回の研修会は、ややもすると商業主義に走りがちな歯科

 

インプラントの現状を省みて、オッセオインテグレーションが

 

発見された後、多くの医学的な基本ルールの上に、確実性の高い

 

インプラント治療が確立された事実を、再度周知することが

 

目的でした。

 

 

 

 

午前中の講師はUCLAの客員教授や東京医科歯科大学臨床教授も

 

努められている、銀座UCデンタルインプラントセンター所長の

 

菅井 敏郎先生です。 先生はもちろんこの会の理事でも

 

あります。

 

インプラント手術をより安全に行うための要点を、非常に簡潔に

 

まとめてお話下さいました。 先生の膨大な臨床経験に立脚した

 

貴重なお話でした。

 

 

 

 

チタンが骨と結合する事を発見したブローネマルク教授の

 

推挙で、世界でスエーデン以外では初めてになるインプラント

 

専門の診療施設を東京で開設された、ブローネマルク・

 

オッセオインテグレーション・センター所長の小宮山 彌太郎

 

先生が午後から講演して下さいました。

 

僭越ながら、私が司会を務めています。

 

どの様な医療技術の習得も、徹底した基本技術の習得無くしては

 

無しえない事、技術の王道は常にその延長線上で達成される

 

ことを、小宮山先生の貴重な経験から詳しくお話頂きました。

 

小さいことを、確実に成し遂げることを繰り返す努力、

 

十分な基礎力を身に着けた者のみ、自分なりの考えで少し上の

 

段階に挑戦することが可能になる。  インプラントは外科技術

 

、解剖、生理、補綴力学の全てを完璧に習得しなければならない

 

強調されています。

 

小宮山先生はオーソドックスではあるが確実性(予知性とも言

 

われています)の高い、患者さんにとって安全で最高に有益な

 

インプラント治療を提供することに強い使命感をお持ちです。

 

 

 

 

講演会が終わってからの一枚です。 この中の3名以外は前期

 

高齢者です。  皆それぞれ健康に気を付けながら、日々精進を

 

欠かさない様努力されているのだと思います。  異口同音に口

 

から出たのは、「患者さんに生かされているのが我々だ」と言う

 

言葉でした。  役員の皆とは30−40年の付き合いです。

 

私は今朝の嵐と雨で、髪がツバメの巣状態のままですが、明日

 

からも患者さんに生かせてもらおうと皆で撮った一枚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第21回阪神摂食嚥下研究会:胃瘻から経口へ

口から食べることを、多職種の者が連携して支えることを目的

 

に、設立された北摂地域を中心とした阪神摂食嚥下研究会も、

 

21回目を迎えました。

 

前回に引き続き、各自が取り組んでいる症例を皆で検討する、

 

場を設定しました。

 

 

事務局を担当されている伊丹市の小屋歯科医院 院長 

 

小屋 経寛先生が、摂食嚥下障害やターミナルケアへの歯科

 

の取り組みと、医学的な理論的根拠を分かり易く解説され

 

ました。歯科医師は訪問歯科診療で単に歯の治療や、入れ歯

 

の作成を行っているのでは無く、口や舌の機能を総合的に回復

 

する方法や経口の限界、胃瘻やその他の経管栄養との併用の

 

微妙な判断に携わっていることをお話されました。

 

 

 

 

出席者は医師、歯科医師、看護師、介護士、管理栄養士、

 

作業療法士、言語治療士などです。

 

出席者が職種の垣根を越えて、忌憚なく発言できる機会を目指

 

しています。

 

 

 

今回提示された症例は、クモ膜下出血後の急性期を経て、胃瘻造

 

を機に胃がんが見つかったと言う方です。

 

幸い胃がんは初期で、手術を経て胃瘻が増設された後、栄養状態

 

改善されました。

 

そこで、退院後如何にして経口量を増やし、胃瘻への依存を減ら

 

す、あるいは胃瘻からの離脱が出来るかと言う課題です。

 

居宅対応であることが問題で、今後この様な方は激増すると

 

推察されます。

 

各職種の方から、職種独特の切り口で発言がありました。

 

結論は出ませんでしたが、様々な意見が飛び交い、出席者

 

全員が課題の持つ重みを実感した時間でした。

 

次回の阪神摂食嚥下研究会は5月17日、千里中央豊中市公民館

 

コラボで開催予定です。

 

http://koyadental.jp/hanshin/index.html

 

詳しくは事務局ホームページを訪問して下さい。

 

何方でも参加して頂けます。  参加費は無料です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第20回阪神摂食嚥下研究会:多職種による摂食嚥下障害への取り組み方

いろいろな職種の者が集まり、口から食べる・飲み込むことに

 

不自由な状態を、如何に克服するか、改善できるかを勉強する

 

阪神摂食嚥下研究会も発足から3年目を迎えました。

 

 

 

今回は原点に戻って、実際に経験している症例を持ち寄って、

 

問題点を自由に話し合う場を設けました。

 

場所は豊中市公民館千里コラボ(千里中央)、日時は1月18日

 

(木)、午後7時から、参加費は無料です。

 

司会は事務局を担当している伊丹市小屋歯科医院の、小屋 経寛

 

先生、参加者は医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、歯科

 

衛生士、理学療法士、作業療法士、介護士など約40名が集まりま

 

した。

 

 

 

尼崎のいぶき歯科の山林先生からは、低酸素脳症経鼻経管

 

栄養患者の経口摂取訓練について、内視鏡所見を供覧しながら、

 

患者さんやご家族との係わりに触れつつ、如何に改善点を

 

見極めることが出来るかについて問題提起がありました。

 

 

箕面のヒロデンタルクリニック・アリス箕面の上田 紘史先生

 

からは、パーキンソン病の経口摂取に関する問題点、その嚥下

 

障害解決への糸口をどのようにして求めてゆくかと言う、問題

 

提起がありました。  これも様々な内視鏡所見を供覧しなが

 

ら、参加者が問題点を見つけ、それぞれ自由に解決策を論議

 

できるものでした。

 

 

 

この様に職種の垣根を越え、地域で摂食嚥下障害を担う者が

 

知恵を寄せ合って、患者さんのためにより良い食の環境作りを

 

考えてゆける場になればと思います。

 

次回は3月15日(木) 午後7時から、場所は同じく千里中央の

 

豊中市公民館千里コラボ、参加費無料で行います。

 

詳細は阪神摂食嚥下研究会のホームページでご確認ください。

 

http://koyadental.jp/hanshin/index.html

 

 

 

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 14:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第19回阪神摂食嚥下研究会:内視鏡デモと食支援の実際

9月30日(土)、川西市みつなかホール 文化サロンにて、

 

摂食嚥下障害の食支援に関する研修会を開催しました。

 

 

 

土曜の午後からでしたが、100名以上の参加者があり、

 

摂食嚥下に関する関心の広まりを実感しています。

 

司会進行は阪神摂食嚥下研究会の事務局を担当されている

 

伊丹市の小屋 経寛先生です。

 

 

 

九十九記念病院の平畑 典子看護師(摂食嚥下リハビリテーショ

 

認定看護師)が、参加者に嚥下し難い状態の体験を実感しても

 

らった上で、食支援を如何に行うかを平易に解説されました。

 

 

 

参加者に配られた試食品です。

 

飲み込みに困難を覚える人達を体験し、自ら考える体験実習です。

 

 

 

 

車椅子利用者の食介を中心に分かり易く講義されました。

 

 

 

小屋歯科医院の辻 聡先生が内視鏡所見を中心に、様々な病態の

 

嚥下障害の実際を供覧され、歯科医師等が実際に遭遇して対応し

 

ている現状を説明されました。

 

 

 

次いで、いぶき歯科医院の山林 加奈枝先生がヒロデンタル

 

クリニック・アリス箕面の上田 紘史先生を被験者に内視鏡

 

診察の実際を供覧されました。  これは顔を右側に回転した

 

時の、咽頭部の形態、左側が開大する様子ををデモしています。

 

 

 

 

通常観察することは難しいのですが、画面中央の天井の黒点は、

 

食道入口部です。 実際の嚥下の際は、食道入口部は横に帯状に

 

開くと考えられます。  これは意識的に開いたもので、珍しい

 

画像です。

 

 

 

似合わないネクタイをして、私が解説させて頂きました。

 

 

 

 

いぶき歯科医院の新人と先輩歯科衛生士も研修に参加していま

 

した。  明日からも、患者さんの思いに寄り添う医療が実践

 

出来ればと、切に願う今日この頃です。

 

 

 

医療法人IDC | 歯とお口の健康手帳 | 18:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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